今回の衆議院選挙戦、解散予告などというマジックをやったものだから、異例に長い夏になりました。これは政治空白が長くなるだけだから、今後は法律できちんと規制して欲しいと思います。総理大臣には解散権があるわけですが、解散を示唆したら40日以内に選挙するようにすべきでしょう。
ところで、今回の選挙、民主党は「政権交代」が主目的となっているようで、政権をとったら何をやるのか、多少は具体的になりましたが、まだ不透明さが残っています。また、マニフェストを修正していくというのは、自民党から”ぶれている”と言われても仕方ないと感じます。ただ、今回の選挙で民主党が初めて真剣に政権をとったら何をやるかを検討しはじめた証拠ではないでしょうか? 今まで、自衛隊の海外派遣など、現実を無視してやたら反対してきたところがありますが、それが改善されるだけでも今回の選挙の意義は大きいのではないでしょうか?
ただ、自民党は今回の選挙で勝てそうもないとなると、今度は自民党が野党化してしまって、相手政党の政策の攻撃ばかりをし始めた感があります。自民党は責任を持てる党ならば、日本の行く末をしっかり論じ、最も良い政策は何かを国民に訴えていくべきではないでしょうか? 自民党の主張は、民主党には政権担当能力がないから自民党に票を入れてくださいになってしまっている。私だったら、そんなことを言われても自民党に票を入れるつもりにはならない。あくまでも、日本の将来を託すことができる党に一票をいれます。
さて、日本の行く末を任せることができる党は一体、どこなのでしょうか? 日本の借金は、すでに870兆円を抱えています。にも関わらず、この不況で景気をしなければならないと新たな財政出動をしようとしている。今まで何度も赤字国債を発行しても景気は回復してこなかったのに、これ以上、何をやるというのでしょうか? これ以上やれば、むしろ財政破綻のリスクの方が高まってしまう。もうやめてくれといいたい。今の日本の不況の原因には、官製不況が多いと感じている。景気回復には、時間がかかるかもしれないが、そこにしっかりメスを入れてくれる政党を選びたい。
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