1950年、SF作家のアイザック・アシモフが書いた「ロボット工学ハンドブック」にロボット工学三原則がかかれています。(以下はWikipediaより)
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
ロボットは決して、人間に危害を加えてはなりません。たとえ、誰かがロボットに”人を殺せ”と命令をしたとしても、ロボットは第二条により、その命に服従しなくてもよいのです。
今日のNHKクローズアップ現代に、民間のロボット技術を軍事転用しようとしていることが紹介されていました。アメリカは2015年までにロボットを戦士の代わりに投入しようと研究しています。ロボットなら、休むことなく、人間の能力をも超えた力を発揮するかもしれません。でも、これは明らかにロボット工学三原則に違反します。
こんなことを許してはいけない。ロボットの軍事転用は核や細菌兵器、化学兵器と同程度の危険性、いやもしくはそれ以上に危険なことでしょう。既に日本のロボット技術がアメリカやイスラエルが持つ兵器に転用されているとしたら、すぐにでも輸出禁止にすべきです。こんなことを許すな!
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